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【にしのってぃ~】狭いロッカーで密着したまま耳元で愛を囁く

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シナリオ

チャプター1

他は僕がやっておくから、みんな先帰ってて。良いよ良いよ待たなくて。遅くなっちゃうし、みんなバスとか電車とか、ね。そうそう。僕は全然歩いて行けるし。

うん、お疲れ様。またねまたね。もうみんな行ったよ。出ておいて。ごめんね。そこのロッカー狭かったでしょう?二人きりになりたかったんだもんね。

バイト中にそんなサイン出してくるなんて、本当君って大胆だよね。内緒で付き合ってるのに。そういうスリルも嫌いじゃないけど、でもなんで急に?

ああ、うん。いつも来てくれるあの子のことだよね?ただのお客様だよ。うん、まあ、確かにしょっちゅう来てくれるけどさ。あの子が僕に?それは違うと思うな。思い過ごしだよ。僕が鈍感?

いやそんな、そんなことないよ。多分。ちょ、ちょっと待って。つまりそれって君のやきもち?ふうん。かわいいね。おいで。僕には君しかいないってことを証明して…。

ごめん。僕まで勢い余ってロッカーに入っちゃった。いや、まさか戻ってくるとは。忘れ物かな?そうだね。密着しちゃってるね。

そうだ。ねえ?今証明してもいい?そう。さっき話。教えてあげる。僕がどれぐらいの君のことが好きなのか。

例えば、例えば君から貰った指輪。貰った日がいいから肌身離さず持ってるんだ。バイト中はチェーン通して身に着けてるし。

こうしてるとね、君がずっと傍にいてくれるような気持ちになるんだ。片時も離れたくないんだよ。君はこの間僕にくれた自撮り。君とのLINEの背景にしてるんだ。

開くたびに可愛い君が見ららね。君が僕につくってくれた料理の写真は、お気に入りフォルダに全部まとめて保存してて、一緒に出かけた先で撮った写真も別にフォルダ作って保存してある。

君の声が聞きたいときに聞けるように、貰ったボイスメッセージだって全部音源ファイル落として保存したあるんだよ。あれ可愛かったな。

寝起きの君が僕の名前を呼びながら好き好きって言ってたあの音声、沢山聞いてるんだよ。ねえ?伝わった?君への僕の愛情。物足りない?もっとあるんだよ。

体が小刻みに震える。恥ずかしいから?可愛いね。これじゃ駄目じゃないか。気づかれちゃうかもよ。ん?え?もう出て行ったって?ええ、なんだ。君のことを話すのに夢中で全然気づかなかったよ。

何でもっと早く教えてくれなかったの?この状況を誰よりも楽しんでいたのは君の方だったってわけだね。ふうん。じゃあ、いいよ、そんなに狭いところでくっつきたいなもうちょっとそうしていようよ。

しばらくこのまま。ね?大好きだよ。

商品紹介

バイト先で知り合って内緒で付き合うことになった百合カップルは、更衣室で2人きりになってイチャイチャを楽しもうとしたところ、帰ったはずの同僚が戻ってきてしまった。仕方なくロッカーに避難するが─

というありがちなシチュエーションです😌

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